VRChatのキャッシュ保存先を変更する
VRChatで遊んでいたところ、Cドライブ容量不足の警告が表示された。
プログラム本体はCドライブに設置していないけど、キャッシュファイルなどはCドライブのAppData\LocalLowに保存されているようだ。
キャッシュファイルのサイズを確認してみると6GBもあった。
これはVRChatのワールドなどのデータだろうか。
一度訪れたワールドの読み込みが格段に早くなっているのでローカルのどこかにキャッシュしてるんだろうなあとは思っていたけれど、さすがに3Dデータだ、キャッシュファイルサイズがデカい。
遊び初めてまだ1週間も経過してないとおもうんだけれど、今後、このキャッシュファイルは相当量になっていきそう。
という訳で本題、AppData\LocalLowに保存されているVRChatのフォルダをごっそりCドライブから移動させます。VRChatの設定にキャッシュ保存先を変更する項目がなかった為、手順は以下の通りに行いました。
前提:OS,Windows7
1.AppData\LocalLow内のVRChatフォルダを移動する
私の場合には「C:\Users\ユーザ名\AppData\LocalLow」にありましたので、これを「I:\_symbolic_link」に移動させました。(ゲーム用のドライブ:Iです)
2.元々VRChatフォルダがあった場所にシンボリックリンクを作成する
シンボリックリンクの説明については割愛します。Windows7によるシンボリックリンク作成方法は以下の通り。
「スタート」→「プログラムとファイルの検索」入力欄にcmdと入力します。
検索結果リストに「cmd.exe」が出てくるのでそれを右クリックして、「管理者として実行」を選択します。
真っ黒なコマンドプロンプト画面が開くのでそこへ以下のコマンドを入力します。
「mklink /D 移動元 移動先」
私の場合には以下の通りになりました。
「mklink /D C:\Users\ユーザ名\AppData\LocalLow\VRChat I:\_symbolic_link\VRChat」
以下のようにもともとVRChatのフォルダがあったAppData\LocalLowにシンボリックリンクが作成されます。ショートカットのように見えますが別物です。
プロパティをみてみると種類がファイル フォルダーとなっています。ショートカットならここにショートカットと出ます。
リンク先が移動先になっていますね。
作成されたシンボリックリンクをクリックすると、新しく設定した移動先に移動します。
これで無事にVRChatのキャッシュフォルダをCドライブからゲーム用のIドライブに移動させることが出来ました。
参考にしたサイト
情報ありがとうございます。とても参考になりました。